プロ奢ラレヤーとジョーブログのジョーの共著「怒られる技術」に学ぶ戦略
今回の主役はこの二人。
プロ奢ラレヤー(以下プロ奢)
知らないかたはえ!?となるだろうが簡単に説明しよう
人に奢られて生きるというTwitterに突如現れて話題をさらった人物だ。
そしてこちらがジョーブログのジョー
アメリカ0円横断、社会の裏側に潜入など、どんどん新しい挑戦をしてそれをユーチューブに上げている人気ユーチューバーだ。(現在クラウドファンディングでなぜか炎上中)
そんな彼らがKindle版「怒られる技術」という電子書籍を出版(プロ奢ラレヤーとジョーブログのジョー共著)
この本の価格は300円
その内容を「note」で無料公開→気が変わったので1000円にする→気が変わったので1万円にする→noteでは1万円の怒られる技術がたった300円で買える!→という流れ。
これを書いている今現在はまた無料公開しているようだ。
その変わりにツイートをリツイートしてくださいという強制ではないが、リツイートしたくなる感じを出す。
さらにkindle版「怒られる技術」を予約してくれた人限定で抽選5人に11月24日のイベントへ無料招待するという
その条件は
- 怒られる技術を予約
- 予約したことが分かる画像を添えてTwitterのツイート欄にリプライ
そしてまだある。これなんと!!!
まだ「未完成」なのに売ってしまうというのだ。
なにそれ!?どういうこと!?
未完成だから買ったあともどんどん内容が追加されていくし、筆者の裁量で消えることもあるということだ。
なんだそれ!?聞いたことないぞ!
以下プロ奢記事抜粋
「Kindle版のほうには、追加予定のコンテンツがすでに現書籍のページ数を上回るほどあり、それがこれから追加されるのはもちろんのこと、僕の裁量で消えてしまうコンテンツもあると思います。
つまり、これは「未校了」の原稿なのです。
なので、もしも更新されていくコンテンツが気になったり、レアな「未校了」の原稿を見逃したくなかったり、単純に応援したいという人は買ってください。」
これは新しい! 凄いやり方だ。
その意図はというと
プロ奢
「僕らはお金に困っているわけではない。利益を出すためにやっているのではなく広告なのです。なので無料で読んだ人はこの記事をシェアしてください。それだけでいいです。」
とのこと。
さらには「この本を売っているわけではなく、売ることによって起こる現象を売っている」
これを考えて意図してやっていると思うと半端じゃない。
この発想は真似できない
そしてその本の中身とは!?軽く紹介していこう
目次
- 第1章 批判者はハエ
- 第2章 アンチいないやつはフェイク野郎
- 第3章 起こられないやつは無価値
- 第4章 アンチのおかげで今日もメシウマ
なんだこれ笑
売り方も凄いが本の中身も凄い笑
その中身を軽く紹介しよう
対談形式で作られている
第1章
「怒られる=自分のすべてが否定されるわけではない」
「自分に軸があれば批判されても気にしない」
うんうん。なるほど。
批判の種類を解説する項目も。
批判の種類①価値観の押し付け
批判の種類④好みの違いを尊重できない人
これは現実でも居るよな~。個人的にもこの本の内容はスッと入ってくるものが多く共感できた。
筆者は元バンドマンで長髪にしていた時期もあったのだが、平日電車に乗っているだけでスーツ姿のサラリーマン(と思われる方々)に謎に睨まれるというのがたまにあった。
こういう人達は上にあげたパターンに当てはまるのだろう。
そもそも二人は批判されている数が桁違いなので言うことも説得力がある
読んでいくと
批判者は叩ければ誰でもいいという人が多い。
そしてやっていることに対してなにも理解しようとせずに批判を言ってくる人がほとんど。
だから自分がやっていることを自信を持っていればなにも気にする必要はないということ。
ここまでで一章。
確かによく知れば批判する意味が分からないことで炎上している今回のジョーのクラウドファンディングの件も嫉妬や価値観の押し付けやよく分からずに批判しているだけにすぎないのは間違いない。
ちゃんと理解すれば批判する意味が分からないレベルだと言っていい。
知らない方のために簡単に説明するとジョーは今「インフルエンサーが集まり夢を叶えるバーをやりたい」というクラウドファンディングをやっている。
クラウドファンディングとは??
自己の目標の達成のためや新規プロジェクトのために資金援助を募る。支援者の援助に対してリターン(見返り)を設定するタイプとしないタイプ(要するに気持ちだけ)がある。
災害の時に寄付するのはリターンが無いタイプですよね
今回はリターンがしっかりあるタイプである。
興味ある方はググってみて下さい。
この件について個人的に思うのは、支援したい人だけすればいい。したくない人はしなければいい。全然強制じゃない。
ジョー本人にまたはやりたいことに魅力を感じているからリターンに魅力を感じているから、理由は人それぞれだが金を出したい人が金を出しているという事実。
支援したい人がしているのだから外野がとやかく言う意味がよく分からないという感じ。
まあ今回のは集まっている額が凄いので嫉妬が多いのかもという気はしますが。
(11/11現在1400万円越え)
有名ユーチューバーなので影響力は当然凄い。こんくらい集まっても全然不思議はないと思うのだが。
本の話に戻るが
さらに章の先に進むと炎上はコスパのいい広告なのでアンチはもはや味方とまで言い出す。
やはり実際に炎上しないとそのことは分からない。経験した人しか分からないことが分かるこの本は価値がある。
この本の凄いところは今この記事を書いている筆者がなんか最近怒られてないから、怒られなくてはいけないのでは!?という気分になってくることだ。
確かに人に理解されないことをやり始めた時の世間の風当たりは強い。
そういう経験はある。
それが逆に見返してやるという強いパワーに変わる瞬間がある
炎上というとマイナスイメージばかりであるが、当の本人達はむしろそれを利用して力にしているかのようだ。
だからといって炎上したいなどとは思わないが、考え方の一つとして非常に参考になったなう