陰キャのほうが良い曲を作るが陽キャのほうがライブで盛り上げるのがうまい
思うことがある
陽キャだと良い曲は作れないんじゃないかと。
実体験からそう思う。
もちろん筆者は陰キャだ。
こんな記事を書いているのだからね!!!
リア充は爆発しろ!!!
ま、まあ別に陽キャに恨みがあるわけではない。
いやちょっとだけあるかもしれないが別に陽キャをさげようという意味のはなしではない
こんな辺境の地のブログを見ているみなさんは陰キャだとは思うがまあ陽キャが良い曲作れないんじゃね?という理由を今から話そう
曲とは内に秘めるなんかモヤモヤした葛藤だったり鬱憤だったり、怒り、悲しみ、慈しみなど内に溜まり溜まったものを泉のように洩れだしたものを吐き出すというイメージだ。
陽キャは興味が常に外に向いている。
ちょっとでも暇があれば友人と会い時間を過ごしている
そうして内に溜まったものを全て外に吐き出してしまうので内には残らない。
かすかに残っている残りカスで曲を作ったところで中身がぺラッペラなことが多い。
つまり芸術家には向いていない
なかにはその残りカスが凄いという天才も少数存在するのかもしれないが。
それに対して陰キャは興味が常に内に向いている。
暇さえあれば一人で音楽、映画、漫画、ゲーム、アニメ、YouTube動画など作品を観ていたりする。
内に溜まったモノを外に吐き出したりする場がないのでそれを吐き出した時に凄いエネルギーになる。
そのエネルギーがおかしい方向にいってしまうという人も居るが。
まあ陰キャには音楽でなくともなにか興味ある分野の作品を作るのをオススメしたい。
さらにふと思うことがある
こんなに良い曲を作る良いバンドがなんでそこそこしか売れないのか?
プロモーションをしていなかったり本人達がそもそもそれを望んでいないというケースはあるのかもしれないが。
逆にどこにでもあるような曲しか作れないバンドなのにバカみたいに売れる時がまあある
曲は本当に全然よくない。だが下手したらムーブメントになるバンドもいる
それは一体なぜなのか?
テーマが変わってきてしまうので、これはまた別の記事にて深堀りしていくことにしようか。
良い曲を作るのはまず間違いなく陰キャである。
表面的には陽キャに見える人も居るが根っこの部分はまず間違いなく陰キャ。
ここまで書くと音楽的には陰キャのほうが優れているのかという話しになるがそんな陰キャにも弱点がある。
それはミュージシャンにとって欠かせない
「ライブ」である
みなさんはステージに立ってなにかを発表した経験はあるだろうか?
根が陰キャである筆者も元バンドマンでドラマーなのでかなりの数のライブをやってきた
元々極度の緊張しいであがり症な筆者なのでライブとなると力が入り個人練習ならできるいつものようなスムーズな演奏がなかなかできない。
毎週のようにライブをやっていた時もあり、さすがに慣れてはくるが全く緊張せずにステージに上がったという経験はおそらく一度もない
そんななか緊張するそぶりも見せず、むしろ楽しそうに客を煽り圧倒的なステージングをみせる天性のパフォーマーというのも存在する
目立ちたがり屋の陽キャだ
こういう人を目にした時一生勝てないなと感じた
客を前にしてパフォーマンスをするのが楽しいという人種
MCや曲間でバンバン笑いを取る
筆者はバンドで音を合わせるのは好きだが人前に立つのは別に好きではない
むしろ嫌いだ
好きなことを好きでやっている人には勝てない
これがこの世の真理である
その時ドラマーでよかったとすら思った
あの人と勝負する必要がないからね
自分には自分が理想とするレベルのボーカルをやるのは技術的にも才能的にも声質的にも不可能
これは努力でどうにかなるものじゃない
昔ボーカルを目指していたみたいな言い方だがボーカルになりたいと思ったことは一度もない笑
なので自分で曲を作っても自分で歌うということはない
それでは良い作品にならないということを知っているからだ
ライブで圧倒的なパフォーマンスをするというのは生半可なものではない
毎週のようにライブをやっていればさすがに慣れてはくる、それでもテンポが走ってしまったり無駄な力が入ってしまったりといったことは多々ある。
自分のことだけでなく客を楽しませるパフォーマンス、空気感や場を作る。
ここまでに昇華するのは本当に難しい
緊張するなというのも無理な話だが緊張は客にも伝わってしまうもの
伝わってしまえば客も思う存分楽しみづらい
緊張すらうまく扱わなければならない厳しい世界
良いライブをするアーティストはまず間違いなくここを越えてきている。
つまり極端な話をいえばこうなる
陰キャは「良い曲」を作れるが「ライブ」は苦手
陽キャは「良い曲」は作れないが「ライブ」は得意
な傾向にある
学校のクラスにも一人や二人は居ただろうバンバン笑いを取る面白い陽キャが。
それにつられてつい一人で笑ってしまい恥ずかしくなってしまうという陰キャラ中の陰キャだったのが筆者だ
結局陽キャ最強かよ!!!と思うかもしれないがまあ物事はそう単純ではない
陽キャにも良い曲を作れない以外に弱点はある
「薄っぺらくなりがち」な点だ
ライブで緊張しないから、よく考えずにライブに出てなにも考えずに演奏して終わりのパターン。
こういったバンドを対バンでよく見てきた
これは良くない。まったく印象に残らないからだ。
そして前述したとおりにメンバーに陽キャしかいないバンドは多くの場合、平凡な曲しか作れるやつしかいないというのがかなり致命的
まあそもそも論として陰キャだろうが、陽キャだろうが良い曲を作るやつ自体が稀な存在ではある
だが、実際に良い曲を作る、光る才能があると思った数少ないやつを身近で見ていて感じたことは外面ではなく、内面が陰キャだということだ。
光るセンスをもつやつはそういう一面がまず間違いなくある
それは良い曲を作る作曲家やアーティストにも同じことがいえる
本当の内面など誰にもわからないが、その人の発する雰囲気や言動でなんとなくは想像がつくのではないだろうか
勢いだけで生きている人間には生み出せないなにかが、音楽には、芸術にはあると思う
なぜなら繊細でないといけないからだ。
これも全く才能がないなと感じる勢いだけのやつを同じようにみてきて感じたことだ
良い曲を作れないとなると、コネを作るか、異性人気を高めるなど「音楽以外」の方法をとるしかなくなる
そもそもの話、バンドで売れるためには
「なんでもやってやる」というようなある意味の開きなおりも必要だ
綺麗事だけでやっていける甘い世界ではない
でもそれを分かっていながら、どうしても、どうしても、音楽に対してだけは綺麗事や理想を信じて、捨てきれないというのが筆者だ
だからこんなブログでこんなことを書いているんだろうか。
他のことは全然違うし、綺麗事なんて虫唾がはしるレベルなんだが。
さらに「ライブ」を深掘りすると元々陰キャでライブは苦手だったがそこを乗り越えて自分の世界をステージで表現できるようになるまで昇華したアーティストはまさに「最強」だ。
最高の曲を最高のライブでお届けするのだからこれはもう心に響かないほうがおかしい。
陰キャでもステージ上だけでは自分を表現できるという類いの人間も存在する
陽キャでもステージに立つと途端になにも表現できないというパターンもある
陰キャ陽キャという分かりやすいワードを出したが別にそこを区別して言いたかったわけではない。
だったらなにが言いたいんじゃい!!!
素晴らしい曲を作っているアーティストは
「ライブ」で自分の世界を表現できるまでモノにできれば、もうなにも怖いものはない
音源が売れないという音楽業界にとっては厳しい時代ですが音楽にはまだ「ライブ」がある
貴重な体験には惜しみなく金を使いますからね
ということで誰か一緒にライブ行ってくれ~!!!