音楽と漫画と私

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音楽を聴いて鳥肌が立つ人は特別な脳の構造をしている!?え!?音楽で鳥肌立たない人なんておるの?

興味深い記事を読んだ

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造の持ち主だけらしい。

 

そのブログ記事はこちら

 

以下引用本文抜粋

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

南カリフォルニア大学の研究により、「音楽を聴いて鳥肌が立つ」経験をできるのは人口のごく一部しかいないことが明らかになった。ほとんどの人の脳ではニューロンと「音楽による鳥肌」がリンクしていないため、この現象を体験できないという。

 

この現象を「フリソン(frisson)」というらしい。

なんかフリスクと似てる!

 

そしてこれは音楽だけではなく映画や絵画などを鑑賞しても起こる。

 

え!?

ということはほとんどの人はめっちゃ良い音楽に出会った時のあの稲妻が走ったような体の底から震えがきてゾクゾクして、そして幸せを噛みしめる体験をしたことがないということ?

 

みんなあるもんだと思っていた!!!

 

しかし友人とかに「音楽聴いて鳥肌立ってゾクゾクしたことある?」なんて質問を人生でしたことないからこんなの気付かないよなあ

 

確かに友人が音楽聴いて良いといっていても鳥肌がたっているとは限らないよね

その判断はできないしそもそもそこまで考えないもんな

 

これに気付いて研究した人達グッジョブ

 

いや~マジですか?

ということは音楽に選ばれしものってことでいいんですか?

いや~それは参る~さすがに参る~ 

多少褒められても「ほんとに思ってる?」とか思う性根がバナナみたいに曲がってる系の人間なのですが

 

「これは素直に嬉しい」

 

まあとはいっても一つの研究結果では3分の2~半数くらいはあてはまるみたいなので全然特別感はない

100人に4人という研究結果もあったけどまあ普通に考えてそこまで稀なことではないと思うが人の感覚は分からないしなんともいえない

 

めっちゃ特殊だったらもっと嬉しいのにな~

 

ちょっと気になったので調べてみた。

先天的か後天的かはまだ分かっていないみたい。

では鳥肌体質側として個人的に感じることを書こう

 

生まれもった脳の構造も多少はあるのかもしれないが、

後天的なものもかなりあると思う。

楽器を練習した期間が長いと「鳥肌」がたちやすい

ということは普段から幅広く色んな音楽をよく聴いていたり楽器を演奏していたりすると鳥肌に関係する「特殊な脳の機能」も発達するんではなかろうか

 

ちなみに筆者は音楽は毎日聴くし、前はバンドをやっていて楽器もずっと弾いていた

その要因が大きいのだろうと思う

遺伝というのはちと考えにくい。

音楽とはあまりに無縁な両親なので。

 

発達繋がりでいうと耳の機能も多少は発達してると思う。

前テレビでちょくちょくやっていた高い楽器と安い楽器を聴き分ける的なやつを見ていたのだが、楽器の演奏が始まりそれを聴いているとテレビ越しの音でもあきらかに違うのでこんな分かりやすいのないわ~と思ってたのにみんなめっちゃ間違ってたということがあった

 

これを見た時にやっぱ音楽やってたからかなと。

これはあきらかに後天的な要素。

 

あとはヒソヒソ声とかでも耳をすませば聴こえるという能力もついた

いわゆる「地獄耳」の人は音楽やっている説。

 

しかしなぜ音楽に人間が「鳥肌」が立つほどの感動を覚える力があるのだろうか


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人類になにか意味があるから人体にこういった機能が備わっているはず

 

音楽に限らず漫画や映画や絵画などにもこういった現象は起こる

筆者の場合は音楽が一番反応が出やすいが、他の芸術作品でも良いものなら反応する。

 

では「鳥肌が立つ」ほどの感動を覚えるときとはどんなときなのか?

筆者の場合は作品に「魂」がこもっていると感じた時だ

うまく説明できないが、「魂」がこもっている圧倒的に感動する作品には溢れんばかりのエネルギー、熱がこもっている

 

それが作品に触れた時に作者の熱と想いが一気に心と脳に流れ込む。

そうすると自然に「鳥肌」が立ち脳が痺れ感動の涙を流す。

技術とかセンスとかも、もちろん大事だがそれ以上にその作品に「魂」をこめられるかのほうが大事だと思う

 

芸術というのは本当に不思議なもので、言葉にはしなくとも作者の意図が作品に触れただけで分かってしまうものだ。

 

人間が内に秘めたものを捻りだし創り出すモノなのだから意図せずともなにかが入ってしまうのだろう

 

故に「嘘がつけない。」

 

嘘をつけないとは言ったがビジネス的に成功するかどうかとは無関係だ

 

良いモノが売れるとは限らないのが芸術の難しさでもあり奥深いところでもある

 

断言できる

芸術は一番売れたものが一番良いモノではない

これは間違いなく違う。

 

甲本ヒロトもこう言っていた「売れているものが良いものなら世界一うまいラーメンはカップラーメンだよ」

 

ほんとその通りなんだよな~

芸術とエンタメは似て非なるもの

一緒にすべきではない

 

だけどごちゃごちゃ難しいこと考えずに

「良けりゃーいいじゃん」という割りきった考えもあるのも事実だ

 

うまいこと芸術とエンタメで共存できれば良いものができるのになー

おっと一人言みたいになってしまった

 

なにが言いたいかと言うと魂を震えさせ「鳥肌」が立つほどの感動を覚える作品は、売れるためにみたいな薄っぺらい考えと嘘で塗りかためたような作品では到底到達できないという事実。

 

本当に面白い

いくら考えても理屈では説明できそうにない

そこが最高に好きなところでもあり悩ましいところでもある

 

一生叶わない片思いかよ